仕事か子育てか…悩んでいるママへ

仕事と子育てどっちを選ぶ?


本日のは女性が直面する仕事と子育ての選択について。
弊社施設mam&kids salon「結-Yui-」では毎月私と子育てについてのあれこれを自由に話すおしゃべりランチ会なるものを開催しています。
自分でいうのもなんですが、人気のあるランチ会で、リピータ様も多く、ママたち(時々夫婦参加もあります。パパも大歓迎です。)のいろんなお話を伺えるので私も毎月とても楽しみにしています。

ランチ会以外でも、お店にいるとママたちから本当に沢山のお悩みを相談されますが、中でも多いのが「仕事と子育て」についてです。

10人いたら10通りのお悩みや葛藤、選択があるので、どれが正解とかはもちろんありません。
今の時期、こども園への入学願書提出のシーズンだったり、保育園への入園手続きが間もなくはじまるので、今日はちょっと仕事と子育てについて書きたいと思います。

子どものことも、そして自分のことも出産してはじめて分かることが多い。

仕事への復帰のタイミングは実に様々です。
産休だけですぐに復帰する方。
育休を最大限まで取ってその間に2人目、3人目の出産も計画している方。

そして、中にはこんな理由で仕事と子育てのバランスを選択する方も。

・超仕事人間だったけど、産んでみたら子どもがかわいくて仕方なく、一番かわいい時期を一緒に過ごしたい!とすぐ復帰予定だったが、育児休暇を最長で取った方。&仕事を辞めた方。

・子どもが大好きで、生まれてくるのを心待ちにしていたが、子育てがこんなに孤独で苦しいものだなんて思わなかった…と心のバランスを崩し、保育園に予定より早く入れて、仕事復帰した方。結果、仕事をして、ママではなく「自分」を取り戻すことによりメンタルも安定し、子どもにも穏やかに接することが出来るようになっていました。

どちらのケースも本人は出産前は予想もしていなかったと言います。

出産すると女性はその瞬間から母親であることを求められ、自分でもそうならねばならない…とマインドセットされがちです。

朝日新聞に小説家金原ひとみさんのこんな記事がありました。

子どもを産むと「母親」という生き物になってしまい、それまでの自分を忘れてしまったり、失なってしまったりする感覚があるけれど、「母親」は一時的に身につける「ペルソナ」であり、かつての自分は消えていないんだー。そう感じた。

”2024年10月13日朝日新聞朝刊より”

先日、お客様の中に育児休暇後に復帰するのをやめ、退社を選択し、子育てに専念する選択をしたママがいました。
その選択をしたものの、これでよかったのか?後悔しないのか?ご自身の決断を心から納得できていないようにも感じました。

ママになっても私は私!

私からのお声掛けはシンプルに「今は自分が望むなら母親である自分を選択してもいいのではないですか?」と。
「専業主婦」ってどうしてみんな遠慮がちに言うのでしょうか?
労働人口をカウントするときに専業主婦は入っていないことに私はとても違和感を感じます。
ママたちは「子育て」という大仕事をしてます。やってみたらわかると思いますが、子育てって決して楽なことではないです、はっきり言って仕事より大変です。そして、パートナーの仕事を支えているはず。
専業主婦も立派な仕事です。

子育てはいつか終わりが来ます。
自分がまた社会へ仕事人として復帰するまで、胸を張って子育てを1番の選択にしてもよいと思います。隙間時間で地域のことやご自分のスキルを活かした何かをしてもいい。

自分の人生の舵は自分で取ればいい。

そんな風に思います。
先ほどの金原ひとみさんのお言葉を借りると、「母親」になっても本来の自分が消えてしまうわけではありません。

自分が望めば「母親」であっても、自分のやりたいことにいつだって挑戦できるのです。

生活をしていると自分のキャリアに関わらず、子どものことも、家族の事も毎日が小さな選択と決断の繰り返しです。

これでよかったのか?
もっと別の選択肢があったのでは?

最後に決めたのは自分。
5分前の決断ももう過去のことになります。
決めたことをモヤモヤと悩み続けるよりも、あの時の選択は間違っていなかった!そう思えるように未来を変えていきませんか?
「大丈夫!私の選択がベスト!」そう呟いて毎日を過ごしていきましょう!

ママになっても私は私です!

毎日をがんばるすべてのママたちにエールを送ります!

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